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■NK細胞の活性を促すには・・・・・・
ここまでの記述でおわかりのように、ガンの克服にはガン細胞の天
敵ともいうべきNK細胞が大きく関与しています。NK細胞が活性し ていればガン細胞の活動を封じ込め、捕食し、死に至らしめるのです。
私たちの体内には常にガン細胞が生まれ続けているといわれます。
1日に数千という単位で生まれ続けているという説もあるほどで、ち ょっとびっくりしてしまいます。
それでもガンにならない、ガンの兆候が見られない人も確実に存在
します。 これは、たとえ体内にガン細胞が発生したとしても、無制限 な増殖を抑えて、死滅させるという体に本来備わった免疫システムが しっかりと働いているからだといってよいでしょう。
それによってガ
ン発症と抑制のバランスがとれているのだと思われます。 このバランス が崩れた時、ガン細胞は歯止めを失って限りなく増殖する道を歩みだ します。 並外れた増殖カを持つガン細胞の活動を抑えて、発症と抑制のバラ
ンスを正常に保つには、ガン細胞を見つけ次第に攻撃し、死滅させる 免疫機能が働いていることが何よりも大切です。
■「ガンは免疫の病気である」
ここでもう一度、ガンというものについておさらいをしておきまし ょう。 私たちの体はさまざまな細胞によって構成されています。 これらの
細胞に発ガン性の因子による傷害や遺伝子の変異が積み重なった時、 変異細胞すなわちガン細胞が生じます。 生体には常に多くの異常細胞が発生していますが、ガン細胞はその
うちのひとつです。
しかし、異常細胞がすべてガンになるとは限りま せん。 なぜなら、体内の免疫機能が未然にそれを防いでいるからです。
私たちが健康と判断できる状態(WHO憲章の前文の一節を借りれ
ば、「単に疾病がないとか虚弱でないというばかりでなく、肉体的、 精神的、社会的に完全に良好な状態」)であるならば、もしガン細胞 が発生したとしても、免疫担当細胞がそれを認識し、排除されます。
しかし、何らかの事情によって免疫機能が低下すると、ガン細胞は 免疫によるガードを突破して無制限に増大し、生体に深刻なダメージ を与えるようになります。
このように免疫系に異常が発生し、免疫機能が崩れるとガン細胞へ の攻撃と排除は困難になります。これらの点から、「ガンは免疫の病 気である」と結論づけてよいと思います。
すなわち、ガンを抑制するには免疫機能を強化することが先決であ り、重要なのです。
■NK細胞を活性化させる有力な物質とは・・・・・・
免疫機能の強化を通じてガンの抑制、つまりガン細胞の無制限な増 殖を抑えるには、ガン細胞の天敵ともいうべきNK細胞を活性化する
ことが欠かせないことであるのは、十分ご理解をい ただけたと思います。
NK細胞の持つガン細胞への攻撃力を維持し、ピストルの弾丸とも いえる顆粒を常に装填した状態にしておくことが重要となります。そ
れによってガン細胞への確実な攻撃と破壊が、より確実になるからで す。
そこでNK細胞の活性化を促すようなBRM(免疫調整物質)はな いものか、というのが多くの医療関係者の関心事でした。
BRMとい
うのは、Biological Responese Modifier の略で、以前は「非特異的能 動免疫療法」と呼ばれていたものです。 これは、特別に特異的抗原(ガン)による免疫という操作を加える
ことなく、宿主(ガン患者)の免疫機能を高めることによって、ガン 細胞を殺す治療法のことです(生体応答調節薬と呼ぶ場合もありま す)。
そしていま、NK細胞を活性化させる有力なBRMとして注目され
ているのが、アラビノキシランなのです。NK細胞の活性という意味 ではガン患者に限定されることなく、日常からのガン予防という点で も大きな力を発揮することが期待できます。
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