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■ガン細胞攻撃の実際

では、ガン細胞を見つけた時、NK細胞はどのようにして攻撃し、死減させるのでしょうか。  
NK細胞はガン細胞に顆粒の「弾丸」を撃ち込み、それによって死滅させることはすでに紹介した通りです。  

この「弾丸」役を果たす顆粒の中にはパーフォリン分子という糖タ ンパクがあり、それが標的となったガン細胞の膜に孔を開けます。そ うすると、細胞内への外液の流入などが起こって、標的であるガン細 胞が死ぬとされています。  

また、顆粒にはセリンプロテアーゼ分子群と呼ばれるものが含まれており、パーフォリン分子が開けた孔からガン細胞内に流入して、D NAを断片化したあと、アポトーシス(生物を構成する細胞が自分の 役目を終えて不要になると、自殺する現象)を起こすこともわかって きています。  

もう一度、NK細胞によるガン細胞攻撃のプロセスを見てみましょ う。  

NK細胞は体内のガン細胞を発見すると、それに接近して結合します。
結合するとNK細胞の中にある顆粒状の「弾丸」を撃ち込みます。 「弾丸」を撃ち込まれたガン細胞にはたくさんの孔が開き、やがて死 に至ります。  

一般的にガン細胞はNK細胞より大きいものです。
NK細胞から撃 ち込まれる顆粒の標的となったガン細胞は次第に形を崩し、やがて跡 形もなく消滅してしまいます。

NK細胞


■免疫機能が正常なら「自然治癒力」もきちんと働いている
 

ところで、すべてのNK細胞の中にこのような心強い顆粒があれば いいのですが、そうとばかりは限りません。
たとえば、ガン患者のN K細胞には顆粒がない状態のものが多く見つかります。

これではガン 細胞と戦えませんね。  

繰り返していえば、NK細胞を活性するということは顆粒の合成、 およびその充填を意味します。
そうすることで、ガン患者であっても NK細胞が本来持っているガン細胞での攻撃体制を整えることができるのです。
これは言葉を換えれば「自然治癒力」を高めることにほかならないといってよいでしょう。

アラビノキシランは免疫機能を回復 し、向上させますが、免疫機能が正常に働いているということは、 「自然治癒カ」がきちんと働いていることをも示しているからです。

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