■アップルペクチンの活性酸素抑制効果
 | 活性酸素消去能は、オリゴ糖0.2mg/mlでは、0.89%、2mg/mlでは、
8.35%、20mg/mlでは、30.38%と用量に比例して増強しました。
LL、L、M、Sの分子量分布による4群では、0.2mg/ml、2mg/ml、20mg/mlにおいて、
LL(2.8,0.1,17.2%),L(4.4,-1.8,18.8%), M(4.0,-0.2,14.4%),S(11.6,26.3,48.9%)と平均重合度の低いS分画のみに強い消去活性がみられ、
M分画とLL分画の20mg/mlに軽度認められました。(図1) |
 | 熱処理されたS分画成分(H)は、S分画と同程度の相対強度を示しました。
LL、L、M、Sの20mg/mlのSOD活性値は、 LL(-0.52±0.52)、L(2.38±0.61)、M(-0.75±0.34)、S(5.27±0.89)とS分画において高値を示し、
さらにS分画成分の熱処理されたH分画の5倍のSOD値26.72±2.04を示しました。(図2)
ハイドロキシラジカル消去活性についてはオリゴ糖水溶液および
LL、L、M、Sの分子量分布による4群に、さらにS分画は 121℃、30分間熱処理後(H)にも測定に供しました。
Fenton反応は1mMのFeSO4-DTA-PAC溶液75μ?に、
各群のそれぞれ0.2r/ml、2r/ml、20r/mlのサンプル水溶液50μ?を加えて、 10倍希釈したDMPOの20μ?と0.1mMH20275μ?を追加し、2秒間攪拌、60秒後に掃引を開始しました。
ハイドロキシラジカル消去活性はオリゴ糖0.2r/mlでは0.16%、 2r/mlでは30.67%、20r/mlでは88.57%と用量に比例して
消去活性は増強し、LL、L、M、Sの分子量分布による4群においてはS分画のみに消去活性がみられ、 熱処理されたHはS分画と同程度の 相対強度を示しました。(図3)
オリゴ糖のin vitro実験では、用量依存性にSOD活性の増強が認められ、 同様の結果がハイドロキシラジカル消去活性においても 認められたことから、オリゴ糖の経口投与によっても
腸管内のscavenging効果が期待できると思われます。 |  | アップルペクチンは、ガラクツロン酸という糖の繋がりで構成されています。
アップルペクチンは分子量が小さい方が、活性酸素抑制能が大きくなることが確認されました。 またアップルペクチンを加熱すると、さらに活性酸素を強く抑制することも確認されました。
(なお、当社の水溶性アップルペクチン原未は、製造時に熱を加えています) |