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■ラットのアゾキシメタン誘発大腸がんに対するペクチン含有食餌の抑制効果

CP(シトラスペクチン)とAP(アップルペクチン)との生理的活性の大きな特徴は、 腐敗菌、病原菌に対する静菌効果に差があることで、 APはCPに比較して、優れた静菌作用を有しています。

APとCPのアゾキシメタン(AOM)による大腸発がんに対する抑制効果の検討においては、 腫瘍発生率は、10%含有AP群では70.0%(14/20) で、20%含有AP群では45%(9/20)とより強く抑制されています。

20%含有CP群70.0%(14/20)との比較においても、 20%含有AP群は42.8%(6/14)と低発生率です。
また、1匹当りの発生腫瘍個数においても、AP群では0.6±0.2、 CP群は1.6±0.4とAP群において有意な減少です(p<0.001)。

糞便の酵素活性では、β-グルコシダーゼはAPとCP群ともに減少し、 β-グルコシダーゼはAOM投与期間中の低下を認めました(p<0.01)。
また、糞便中の短鎖脂肪酸では、AP群に酢酸量の増加を認め(p<0.05)、 胆汁酸量では、AP群に総胆汁酸量の減少と一次胆汁酸量の 有意な減少をみました(p<0.05)。

ラットのアゾキシメタン誘発大腸がんに対するペクチン含有食餌の抑制効果
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